
方南町駅東口で、ベビーカーや重い荷物の上げ下ろしをしている。駅前だけに、よく道案内もする。挨拶を交わしたり、子供とハイタッチしたりと、街の人たちとの触れ合いも多い。名前は、ベビーカーを降ろすという行為そのものからつけた。当初は不審者がられてよく断られたが、毎日続けているとちょっとずつ持たせてもらえるようになった。 → 方南町駅で活動開始へ

意外に知られていないが、おろすんジャーの活動は街の掃き掃除から始まった。今でも毎朝30分〜1時間、方南町の中央通商店街を中心に、トレードカラーの緑のちりとりを持ってお掃除に出動。普段は単独での任務遂行だが、方南町のイベントの日は、子供たちと一緒にお掃除パレードをして街のゴミを一掃。また、おろすんまつりでは、子供たちに方南町のお掃除をすることを参加条件にしている。 → 方南町のおそうじ開始へ


毎月最終日曜日には、方南町中央通商店街の濾過広場やおろすんジャーの家の前にて『おろすんまつり』を開催。そのほかにも、おろすんジャーの友達や街のパパママたちの力を借りながら、季節ごとに餅つきや流しそうめん、お馬さんやヒーローたちがやってくるイベントなどを随時催している。また、自分たちで野菜を育てる『おろすん農園』も開始した。 → おろすんまつりへ → おろすん農園へ


学生の頃からお世話になっている方南町。何か恩返し出来ることはないか、出来れば方南町の方々と触れ合いながら仲良くなれる活動はないかと考えた結果、街のお掃除を開始。しかしシャイな為に素顔では恥ずかしくて断念。なんとかしようと思い二日目から今のコスチュームを着てお掃除を再開。ここだけの話、最初の頃はたまにブルーも着ていた!
八百屋で働いていたとある日、ベビーカー連れのお母様が「今から電車でお出かけするのだけれど、隣の中野富士見町まで歩かないといけないから大変」と話してくれた。理由を聞くと、方南町にはエレベーター・エスカレーターがないので下まで降りられないのだと。その翌日から方南町駅前に立ち、ベビーカーをおろす活動を開始した。
駅での活動を通じて子供たちと仲良くなり、たくさんの友達ができた。ベビーカーに乗っていた子たちが小学生になったりと子供たちの成長を見ているうちに方南町の子供たちともっと一緒に楽しいことをしたい、色々な体験をしてもらいたい、災害などから守りたいと思うようになり、「体験・食・防災」からなるおろすんまつりを開始した。
子供たちは毎日食べている野菜がどう育って食卓まで届けられるのかを、あまり理解していないことに気づく。そこで食についてもっと知ってもらいたいとの思いから、自分たちで野菜を育てるおろすん農園を開始した。こちらはまだ始まったばかりだが、これから本格的に活動していきたい。